整理収納アドバイザーとして、モノの整理をお手伝いをしている私が、
実は全然手放せていなかったものがあります。
おはようございます。
捨てない整理収納アドバイザーのみなみです。
きっと一人一人、今まで生きてきた中で、強く握りしめているものの一つや二つ、あると思うのです。
今日は私がずーっと手放せず、しつこく強い握力で握っているものについてお話をします。
母の言葉が、私の中に住みついていた
子どもの頃からずっと、母に言われてきました。
「ちゃんとせんと、人が離れていくで」 「信頼なくすで、ちゃんとせな」 「母親なんやから」
おそらく母なりの愛だったと思う。
でも私はその言葉を、知らず知らずのうちに深く体に刻んでしまっていました。
大人になってからも、他人の行動のゆるさにイライラしたり、
自分の「正しさ」を周りにわかってもらえないと、悲しくなる。
そして気づいたら、また1人苦しくなっていました。
「安井さん(みなみ)は厳しすぎる。自分にも、時に周りにも」
職場の上司からの評価に胸がギュッとした。
なんで私はこんなに「ちゃんとしなきゃ」を求めているんだろうか・・・
ある日、内観して掘り下げてみることにしました。
母の「ちゃんとしなさい」の意味
母は大津で生まれ育って、父と結婚するために京都の北部、本当に小さな村へ嫁いできた。
母の親は反対したそうだ。「そんな田舎にやれない」と。
それでも来た母を待っていたのは、知らない土地、友達もいない、スーパーもない暮らしと、大家族での生活だった。
父が仕事で不在の中、家事をこなして、姑と暮らして、村に馴染もうとして。
そんな状況の中で母が身につけたのが、「ちゃんとする」という生き方だったんじゃないだろうか。
それは彼女が生き抜くための術だったのでは・・?
手放せなかった理由
「ちゃんとしなさい」という教えを否定することは、その生き方を否定することと同じに感じた。
そして同時に
「ちゃんとしてる自分でいること」が、自分を信頼するための方法だったのでは?
母の教えを守ることで、母との絆をつなぎ止めて。
ちゃんとしている自分でいることで、自分自身を肯定して。
私は思い込みを武器に、自分を守っていたんだと思った。
思い込みは、何かを守るために存在する
モノが手放せない時と、似てると思った。
「いつか使うかも?」「もったいない」「捨てたら後悔する」
——これも全部、何かを守るための言葉だ。
安心を守ってたり、過去の自分を肯定して守るためだったり。
思い込みも同じ。
手放せないのは意志が弱いからじゃなくて、その思い込みがあなたの中の何かを守っているから。
あなたにも「これだけは手放せない」ってあリますか?
それって、どんな自分を守ってるんでしょうね。
一度、しんどいかもしれないが、そこまで掘り下げてみてほしい。
きっと、やさしい答えが見つかると思うから。